« クールビズでPCダウンの怪 | Main | 公共交通の安全に新組織(共同通信) »

Thursday, August 11, 2005

:JR西の97編成、速度計表示に最大上下10キロ誤差(読売新聞)

リンク: @nifty:NEWS@nifty:JR西の97編成、速度計表示に最大上下10キロ誤差(読売新聞).
というわけで、またもや福知山線尼崎事故関連でとんでもないニュースです。日経関西版にも記事がありました。
JR西、速度計190両で不具合──表示と10キロ誤差の可能性、プログラムに原因(8月10日)
ちょっとわかりにくいんですが、同じ207系を名乗る電車でも、製造時期の違いで性能スペックにかなり違いがあることは、川島令三氏の著書でも明らかにされておりますが、今回発覚したのは、速度計測に使う先頭車輪の車輪径の違い(780mm~860mm)によって、異種併結した場合に後部編成のデータを拾ってしまうという不具合だそうで、JR西日本では事故編成は旧型だから問題ないとしているようですが、先行編成0番台、後続編成1000番台で、先頭車の車輪径が異なるわけですから、条件的にはデータ読み込みエラーの可能性は皆無ではなさそうです。とりあえずプログラムの応急補正は済ませたということですが、例によって正しい情報がどこにあるのか悩ましいところです。
 川島氏も異種併結自体には問題は少ないとしながらも、制御信号の読み替えでレスポンスが悪くなっていた可能性は指摘しており、異種間のインターフェースの不具合と見れば、いわゆる相性問題として事故につながる不具合を生じた可能性は否定できません。しかもインターフェースがソフト的に定義されていたものであれば、バグの発生自体は防ぎようがないわけです。
 というわけで、まだまだ情報が少なくて判断に苦しむところなんですが、例えばアメリカで発覚したトヨタプリウスのソフトの不具合など、デジタル化した最近のプロダクツ特有の問題が背景にある可能性はあります。

|

« クールビズでPCダウンの怪 | Main | 公共交通の安全に新組織(共同通信) »

JR」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

鉄道事故」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/50724/5424538

Listed below are links to weblogs that reference :JR西の97編成、速度計表示に最大上下10キロ誤差(読売新聞):

» JR西日本、速度計表示に誤差があった [黍若日記]
JR西日本によると、207系など「アーバンネットワーク」で利用されていた3種、 97編成で速度計の読み込み誤差が生じていた可能性があった。と発表した。既に、応急処置は終了している。と言う事。... [Read More]

Tracked on Friday, August 12, 2005 at 02:55 PM

» JR西日本 デジタル表示の速度計で誤表示 [Jariaの玉手箱]
関連: YOMIURI ONLINE:JR西の97編成、速度計表示に最大10キロ誤差 JR西日本ホームページ:JRニュース 関連のリンク先によると、どうもJR西日本の車両の一部に速度計の不具合が見付かったそうです。 事の次第についてはこんな感じ。 >平成17年8月5日、上り特急「はるか38号」[関西空港(16:18)発京都(17:31)行]の運転士は、和泉府中駅を通過中、運転台の速度計の表示が87km/hであるにも関わらず... [Read More]

Tracked on Monday, August 15, 2005 at 01:44 AM

« クールビズでPCダウンの怪 | Main | 公共交通の安全に新組織(共同通信) »