宮城県沖地震で帰省Uターンラッシュ直撃
地震凄かったですね^_^;。
宮城県沖の地震、負傷者56人に(日本経済新聞)
JR東日本の列車運行情報では、新幹線と在来線に甚大な影響が出ております。
地震といえば昨年の中越地震で走行中の新幹線列車が脱線した事故がありましたが、今回は地震計が働いて直ちに送電停止となったので、脱線は免れました。しかし駅間に停止した列車の救援は、一部で架線の切断もあって遅れに遅れており、運転再開となるともはや今日中に可能かどうかということのようです。
先日は関東で地震があって、やはり長時間鉄道がストップする事態となり、復旧に時間がかかったわけですが、それを受けて地震時の安全点検の基準を緩和しようなんて話がありましたが、こうしてまた地震が起きてみると、やはり安全点検は万全に行って欲しいと思います。
中越地震のときは、余震で復旧作業も遅れ、また在来線の復旧が遅れたり、直営の信濃川水力発電所が被災して、不足分を電力会社からの買電でまかなうなど、JR東日本にとっては、経営的に大きな打撃となりましたが、今回は在来線が遅れを出しながらも運転再開しており、明日以降への影響の積み残しは免れそうです。しかし天然災害では打つ手なしではあります。
ただ、中越地震のときにも言われたことですが、JR各社は地震保険に未加入なんですが、大規模地震が予想され、被災したときの影響の大きさを考えると、少なくともJR東日本とJR東海は地震保険に加入を検討しても良いのではないかと思います。実際JR東日本では2004年度決算で中越地震の影響がはっきり出ているわけですし。
鉄道事業者の地震保険への加入状況ですが、京浜急行電鉄や京成電鉄が加入しているのは知られておりますが、全体的に不熱心なようです。特にJR東日本はこれで2度目でもありますし、地表を高速で走る鉄道においては、リスクの遮断は経営上も重要問題といえます。国土交通省も安全点検基準の緩和なんか考えるよりも、事業者の経営安定の観点から指導する方が重要だと思うんですがね。
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